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永い間、私に感動と勇気を与えて頂き
本当にありがとうございました。
清原氏は悲運のヒーローであり
時としてヒールと持ち上げられ
ある意味「刹那なスター」であり
スマートであたりさわりのない都会のスターと違って
関東に何年住んでも「思い切り関西弁」の
そんな清原氏が、私は大好きでした。
清原氏は私と同年齢、学年は清原氏が一つ下になる。
私も某高校で野球部に在籍し
朝から夜まで硬式球を追い続け
甲子園を目指した過去がある。
中学では背番号1番のエースだったが
高校ではレギュラーになれず(背番号13番の補欠)
高校2年で挫折し退部した...私。
その頃、清原氏はPL学園1年でありながら4番打者...
既に甲子園のスーパーヒーローであった。
清原氏の甲子園での13本のホームラン
あれは高校生の打撃ではないです
...圧巻、凄すぎます。
植草貞夫アナウンサーが実況で
「甲子園は清原のためにあるのか!」と
絶叫されていたのを思い出します。
「こんなバッターは二度と出て来ない」と思い
私はTV画面にしがみついて
清原氏の打席を毎回楽しみにしていました。
そして運命のドラフト...
憧れの「巨人」から指名を約束されていたにも関わらず
指名されず、記者会見で涙...。
6球団競合の上の
抽選で交渉権を得た「西武ライオンズ」入り。
巨人に指名され入団したのは
PL学園の同級生のKKコンビ、「桑田真澄 氏」。
17歳の彼はどんな心境と精神力で
この状況を受け止め、消化できたのか。
自宅に戻り母親の前で泣いていた時
「あんたが勝手に巨人に惚れて、勝手に振られたんやないの。
男らしく諦めなさい。
男なら見返してやりなさい。
泣いてる暇なんてないはずやで!」
と言われ
「西武に入り、巨人を見返してやる」
との思いを強くしたらしいです。
そんな逆境にも負けない清原氏...
高卒入団1年目から、プロ第二打席で初安打が初ホームラン。
高卒新人では史上最多の31本の本塁打を放って
新人本塁打記録の最多タイを記録。
「打率.304 打点78」も同じく高卒新人の歴代最高記録で、新人王。
その年の日本シリーズには高卒1年目にも関わらず
8試合すべてに「4番・ファースト」で先発出場し、見事日本一!
凄すぎる...!
私は、この反骨精神みたく現状に激しく激しく感動していた。
入団二年目...
1987年の日本シリーズでは
早くも宿敵「巨人」とぶつかり
「KK対決~ 桑田 VS 清原 」が実現。
見事に西武が勝ち2年連続日本一に!
怨念の宿敵「巨人」を倒す目前
日本一目前の9回2アウト...最後のアウト1つ取る前に...
清原氏が一塁の守備位置で、突然、涙を流すシーンがあった。
「涙の清原」 「10:29」あたりから。
それだけ彼はつらかったんだろうと思う。
私はこのシーンをリアルタイムで見て泣いた。
このシーンの清原氏が、今もだんとつで一番好きだ。
何年も前の日記にも書いたが、巨人時代...
「巨人軍は紳士たれ」と、やれ昔の伝統を重んじる球団の中で
一厘刈りにピアス...と、極めて異質な存在だった
関西弁バリバリ岸和田人の清原氏が大好き。
くだらない「政治力」「伝統」
「OBの圧力」「心無いマスコミバッシング」
そんなの渦中の中でも戦い続けた清原氏が大好き。
度重なる死球を受けて
「ボケ!三回目やぞワレ、シバクぞ。
ちょうこっち来んかい」...みたく
日テレの全国放送の中
思い切り関西弁で投手に啖呵を切る清原氏が大好き。
TV番組のコメントを聞いても
「素」「言葉に嘘がない」「格好をつけない」
そんな清原氏が大好き。
巨人を退団の際の記者会見で
「この度、巨人をクビになりました」って
堂々と「クビ」と言う事を言う清原氏が大好き。
もう有り余り過ぎる清原氏への想い出は語りきれない。
誠に勝手ながら...
清原氏の男らしさや潔さを
同じ関西人として心から誇りに思う。
彼は
私に「自分も関西人で良かったな」って気にさせてしまう
大阪...いや、日本プロ野球界のカリスマです。
もう...
膝の激痛と闘いながら
注射を打って無理をして打席に立たなくてもすむんです。
ゆっくり休んでください...ありがとう
そして本当に本当にお疲れ様でした。
冗談ではなく
一つの時代の終焉を感じ、寂しさが隠せません。
清原氏の引退により
何かプッツリと切れてしまったものを感じ
しばらく魂を抜かれたフヌケ人間になりそうだ...SEXY☆
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